身体活動(アクティビティ)、異文化体験、自然の関連性 のうち、2つを伴う旅行スタイルと定義されるアドベンチャートラベル。それをここ北海道でも盛り上げていこうという協議会の設立総会に参加しました。
北海道はこの定義にについてすべてを網羅し、国際的な上部団体のATTAによれば、欧州、北米、豪州 NZに匹敵する風景があり、野生生物では、その多様性において、オーストリア、スイス、ニュージーランドを越え、整ったインフラと、選択肢の多い 食 は言うに及ばず、海外富裕層の好むアウトドアはまさに天国だと太鼓判を押します。
この会に、いつも観光の在り方や先進地スイスの実情など、親身に教えてくれるJTIS.SWISS代表で、観光カリスマえもある山田桂一郎さんと久しぶりに再会。山田さん曰く「北海道が本気出せば、観光資源で言えばスイス以上だよ」との発言に勇気を持ちました。ただ、ここでも議論になったのが、押し寄せるインバウンドの対応をするガイドの数と質の問題。そのあたりをニセコのブームの火付け役、(株)NACのロス フィンドレーさんと意見交換。「一度見においでよ」と言ってもらいました。
会の中で、訪日外国人に人気があるプログラムは、スキー、サイクリング、カヌー、フィッシンと、人気がありながら受け皿がないのが、トレッキング系の歩くプログラムだそうで、「え?そうなん?早く言ってよ~」と最もわが社が得意とする分野だそうで、なんだか風を感じました。これからも地元の人を地元で楽しませてきた経験を武器に、本気でインバウンドを取りにいきます(笑)なーんて意気込みはこのぐらいにして、まずはこの会のメンバーがどれだけ本気で北海道の資源を使い倒し、本気で稼ごうとし、本気で遊べるかにかかっている気がした設立総会でした。